たま~にポンクラに来てくださるメンバーさんのブログを拝見していて
またなにやら面白そうな音楽を知りました。
カッワーリ Qawwali というのは
イスラム神秘主義スーフィーの人々の
神聖な神への賛美の歌なんだそうです。
その中でも、10年ほど前に亡くなった
ヌスラット・ファティ・アリ・ハーン Nusrat Fateh Ali Khan という人の
大衆からの人気は絶大だったそうです。
冒険だなと思いながらも、"Shahbaaz"というCDを注文してみました。
連休中に届いたのですが
以来、すっかりはまっておりまして、
実はそれから欠かさず、毎日聴いているのです。
あまりに非日常的な音楽ですので、
ここに書くのをしばらく自粛していたのですけど・・・
えい、書いちゃぉ
使っているのは、タブラという打楽器ひとつと
ハーモニウムという、たぶんアコーディオンみたいな楽器がふたつだけ。
ものすご~~くテンションの高い
テンポの早い、力強い、血管のきれそうな
ヌスラットのボーカル!
もうひとり親戚筋みたいなの人のサブボーカルと、
あと男性ばかりのコーラス隊が6人。
それと、最初から最後まで切れめなく続く手拍子!
聴いていると自然に、
スーフィーのワーリング瞑想が、またやりたくなってきます。
天井の低い我が家でやったらすぐに倒れてしまいそうなのでまだやっていませんが、
イメージの中では、聴きながら旋回しています。
たぶんウルドゥー語というのでしょう、
パキスタンの言葉で、何を言っているのか全くわかりません。
解説によると
Lal Shahbaaz Qalandar(赤い鷹)というスーフィー・マスターを讃えているようですが
ヌスラットの歌う歌詞は、ごろ合わせがあったりそのたびに違っていたりして、
その場にいる聴衆と文化や時代を共有していないと分かりようのないものみたいです。
そんなふうにわけわからないのですけど、
なんというか、ものすごいエネルギーの音楽なんですね。
おすすめはしません(きっぱり!)
おだやかな癒やし系では、決してありません。
息子に聴かせたら、3曲目ぐらいで
「消していい?」と言われてしまいましたよ(^^;)
おかしいな~