2008年9月アーカイブ

Maerchentherapie

| コメント(3)

練成講座でおとぎ話をひとつ作りました。
メルヘンテラピーというらしいです。
こないだ健診を受けたばかりの私は、こんなお話を書きました。

☆☆☆☆☆

むかしむかしあるところに、ガリガリにやせた女の子がおりました。女の子は貧しくて、村はずれの森の近くで毎日水を汲んだり草を刈ったりして、つつましく暮らしておりました。

ある朝、村の広場に村中の人が集められ、病気がないかどうか検査を受けることになりました。病気の者は他の村へやられてしまいます。女の子は不安になりました。村の広場へ行く道の中ほどに、小さな泉がありました。泉のほとりで考え込んでいると、泉の精が現れて言いました。

「おや、今朝はまた何を考え込んでいるのだね?」
「ああ、おじいさん、おはようございます。私はこんなに小さくてガリガリで、検査に通るかどうか心配なんです」女の子は答えました。
「ほお、そうかね。お前はいつも一生懸命仕事をしているので、わしは感心していたのだよ。よし、助けてあげよう。これを持ってお行き」と、おじいさんは大きなマントをくれました。

ああこのマントを着れば、自分の貧弱なからだを隠せるかもしれないと、女の子は喜んでそれを着てみました。ところがマントはダボダボで、女の子をいっそう小さく見せただけでした。

「おじいさん、だめだわ。これじゃあ私の欠点が隠せない」
「そうかい」と言って、おじいさんは今度は小さな鎧をくれました。着てみると鎧は女の子のからだにぴったりと合って、まるで小さくて勇ましい戦士のようになりました。

女の子はとても嬉しくなりました。おじいさんにお礼を言って村に行くと、村の人たちはみな、女の子のりりしい姿に驚きました。そして、「この少女は戦の女神にちがいない。お城の王様のところで王様の兵士たちを元気づけてもらおう」と言いました。それを聞いて女の子は、泉に走って戻りました。

「おじいさん大変!こんなかっこうをしていると、私は遠いお城へやられてしまうわ。私はこの村で暮らしたいんです!」
「ほお、そうかい。お前がここで暮らしていくのに必要なものは何なのだね?」と、おじいさんが尋ねました。
「小さな私のからだを隠すマントでもなく、小さな私を強くする鎧でもなく、私がこのままで健康であることを示す何かです」

「それではこれをあげよう」と、おじいさんは女の子に、真っ白い清潔なエプロンを一枚くれました。それをいつもの野良着の上につけると、女の子はとても溌溂とした美しい娘になりました。

そうして、女の子はその村で幸せな結婚をして、一生楽しく暮らしました。めでたしめでたし。

☆☆☆☆☆

(からだが)よわい、というのは私の劣等の位置です。
今はこんなに元気で
ちょっとやそっとじゃびくともしない丈夫なおばさんになっているというのに
いまだにこの幻想から抜けでていないのだから、不思議です。

それを過補償して
自分を大きくみせたり
強くなろうとしてみたり。

練成講座、劣等コンプレックスを使わずにめいっぱい参加してきましたが、
ちょっとマントを着てたかな?
鎧はつけていなかったと思うけど。

私に必要な白いエプロンの、ほんとの名前は何だろう?
しばらくぶら下げて暮らします。

人間ドック

| コメント(0)

健保組合から勧められる、いわゆる人間ドック、
生活習慣病予防健診というものに行ってきました。

私は婦人科系の病気以外はしたことがないので
こういう一般健診って、2年前に受けたのが生まれて初めてでした。
今も何も異常はないのですけど
たまには受けないといけないとかいうことで

前と同じ検査センターに行きました。
ロッカーで検査着に着替えます。
下に1枚Tシャツを着ていていいことも
足首までのソックスなら、ずっと履いていられることも
知ってて用意していきましたから、その点では慣れたものです。

でもぉ、ストレスフルです~(>_<)
できればこのタスクは、なしですませたいですっ

だって検△とか検▽とかがあるのが、まずイヤでしょう。
心電図、血液検査はがまんするとして、
胃のレントゲン検査、バリウム飲むのもあるんです。

前のときはすごく混んでいたので
レントゲン検査室前で受付のおねえさんたちが、
一列に並んだ受診者たちに、カップにはいった粉の発泡剤を次々と飲ませては
レントゲン室に呼び入れていました。
みんな綿の縦縞の上下パジャマ?みたいなのを着せられているので
たとえは悪すぎますが、
なんだか収容所にいるみたいな気分になったものでした。

今日はさいわい、前よりは空いていて
レントゲン室に入って大きな機械の前にスタンバイしてから
検査技師のおにいさん直接ご指導のもと、
ゆっくりと、粉とバリウムジュースを味わうことができました(^^;)

するするすべる台の上で
よくまあこんなにいろんな向きをさせるなあというぐらい
右腰を上げ、左腰を上げ、もうちょっと上げ、前を向き、うつむきになり、
頭は下がるしゲップはがまんしなくちゃならないし
まあ、みなさんがかいくぐっておられる試練でしょうけど...
まだ胃カメラ呑まないでいいだけマシだと思いませう。

「はい、終わりました、いいですよ~いいですよ~大丈夫ですか?いいですよ~」
と満足げな検査技師さん。
この人の「いい」というのは、
ぜったい、胃の写真写りのことなんだろうな。。。

へろへろ。
明日から練成講座です。
なんだかすでに頭痛がしてきました。
劣等感使わずにがんばろぅー

Lifestyle

| コメント(2)

もう2ヶ月ぐらい前になりますが、ヨーロッパへ行く前、
たまりにたまったアドラー心理学のノートを片づけていると
今までのさまざまなワークで描いた絵がどっさりと出てきました。
早期回想や、現在の問題の絵の数々です。

離婚してからのものがほとんどですが、古くは
5年も前の第1回練成講座で描いた早期回想の絵までありました。
あちらこちらのスピリチュアル・ワークで描いた絵、
去年の秋のバーバラのワークで描いた絵などなど・・・

いつどこで描いたかははっきり覚えているのですが、
それ以後忘れてしまっていた早期回想もありました。
そのとき描いた「現在の問題の絵」にいたっては、
ああこんなことに感情が動いていたんだなと、むしろ懐かしく感じました。

見ているうちに、また別の早期回想も思い出しました。

その夜、寝床に入ってから、その新たに思い出した早期回想のことを考えていました。
それから、イヴォンヌが
劣等の位置をできるだけ子どもの言葉で語るように勇気づける、という話を。

で、いきなりわかりました。
今まで近いところまで行っていたけど、ぴったりの言葉で言い表せていなかった
私の劣等の位置が!

笑ってしまいました。

どの早期回想も同じなんですもん。
わかると笑える、ってよくいいますけど、ほんとですね。

さまざまな早期回想を通して、劣等の位置が確認できると、
また子どもの言葉で、私の優越の位置もわかりました。

興奮して寝られなくなりました!(^^)!

私的意味づけがはっきりすると、
「だから私は~しよう」という私的論理の部分も見えました。

そうして
ものすごく恥ずかしいことを、私はやっていることに気がついてしまいました。

私は自分の劣等感を言い訳にして
くり返しくり返し、とるべき責任から逃れようとしてきました。
私って、こんなに劣等コンプレックスを使っていたのかと愕然としました。
でもたしかにやっているんです。

シンポジストや総会発表から逃げようとしたり。
やればできるのに自信のないふりをしたり。
怒られたら、だってバカだからできないって言ってみたり...。
ああ......アドレリアンとして恥ずべきことです。


自分のライフスタイルを分析してみて、
劣等感を見つけることそのものよりも、
その劣等感をどう使っているかを知ることの方に
より大きな意味があるのだとわかりました。
私の場合だと、劣等感にぴったりの単語をひとつ見つけることによって
自分の繰り返すパターンがとてもクリアになりました。
これを知ったのは、とても痛いことですが、とてもありがたいことです。

で、分かったんです。
アドラー心理学の価値は、
クライエントさんが自分のライフスタイルを知ることによって
ライフスタイルから少し自由になり、
自分で人生を選択し生き始めることを援助する
そこにあるのだと。

このアーカイブについて

このページには、2008年9月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2008年8月です。

次のアーカイブは2008年10月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。