2011年8月アーカイブ

絵で見る本

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thestoryofart.jpg最近夢中になって読んでいるのは
THE STORY OF ART by E.H.Gombrich
邦題『美術の物語』E.H.ゴンブリッチ です。

「原始の洞窟壁画から現代の実験的な芸術にいたる美術の全体を論じた入門書」で
その筋では名著の誉れ高いもののようです。
先日、息子の誕生日プレゼントにリクエストされ、
日本語版を買ってあげました。

700ページ近くあって図版もたっぷり。
紙のカバーをはずすと嬉しいことに
中のハードカバーは、茶色い布の装丁です。
図書館に置いてありそうな本です。
それだけにお値段もはります。

息子は4回生になってすぐの今年5月ごろ、
すでにこの本のことを言っていました。
ものすごい本があるねん。
美術史の本なんやけど、物語になってて、すごい読みやすいねん。
今、ゼミの先生のを借りて読んでる。
って。
やっぱり欲しくなったんだね。
いいよ、いいよ、買ったげる♪
と甘い母は喜んでアマゾンで注文し
息子の下宿に送ってあげました。

ところで、はて、私も読みたいなあ。。。。
一緒に暮らしていたら借りて読めるんですけどね。
私、絵画を見るのけっこう好きなんですけど、
きちんと美術史を学んだことがないんです。
でも7000円以上する本を2冊も買うのは躊躇します。

そこで~
オリジナルの英語版を探してみました。
なんとほぼ半額で出ていました。
ペーパーバックならさらに安い(2000円台)けど、
印刷の色合いとか気になるので、
やっぱりハードカバーを自分用に一冊、購入しました。

thestoryofart2.jpgまあ大事なのは絵の部分ですし
解説文は読み飛ばしてもいいやと思っていましたけど、
これが論文英語ではなく
「物語の」英語なので読みやすくて、
なんとかなりそうですv(^_^)

重た~い本なので、
毎晩ベッドでお腹の上に乗せて
1章ずつ楽しんで読み進めています。
今夜は、8章「Western Art in the Melting Pot(るつぼの中の西欧美術)Europe, sixth to eleventh century」を読みます。
わくわくです~(^o^)

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このごろゆっくり歩くようになって
樹木が気になっています。

大阪の街なかにも、よく見れば立派な樹がたくさんあります。
クスノキやエノキをご神木にした祠があることを
このブログにも書いたことがありますが、
ふつうにゆっくり歩きながら目を上げると、それだけで
見上げるような大木が緑の蔭を作ってくれているのに気がつきます。

種類によって
ちょっとした風にすぐさわさわ応じる木や
じっとしている木やらがあって、
そういう木のたたずまいに意識が向くと、
美しいなとか
やさしいなとか
ありがたいなとか
感じやすくなる気がします。

そのうちに、だんだん木の名前が知りたくなってきました。
これも、興味をもちながら、学ばないできてしまった世界です。

まずは、目の前の上町筋の街路樹が何なのか気になってしかたがないので、
『身近な樹木ウォッチング』
『原色樹木図鑑』
などをあちこちめくって
フウ(楓)という名の落葉高木だということが分かりました。
葉の形、幹の様子、それに
秋に大きな枯れ葉がたくさん落ちていたことから確認できました。

それから上本町周辺の木の根元に
このごろ薄黄色の花がたくさん落ちていて、
何かな~と思ったので、これも調べてみました。
あれこれ候補があって迷いましたが、
花の開花時期から考えて
エンジュというマメ科の木だと結論づけました。

谷町筋ぞいに植えてあるのが、何なのかまだよくわかりません。
シラカシやエノキに混じって、ものすごい大木が何本かあります。
今度、図鑑を手にもって観察に行かねばなりますまい。。。
少し涼しくなってからね。

毎週弓道場に向かう道は大阪城公園の東の端に当たっているので
それこそさまざまな大木がそそり立っています。
下草もすごいし虫もすさまじそうなので
いつも横目に眺めては感嘆しておりますが、
あそこの樹木も、いつか踏査してやらねば・・・
と狙っています。

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german.jpg.jpeg最後は語学学習の本です。

私はたまたま学校がよい英語教育を施してくれたので
英語を扱うことができますが
他の言語はまったくダメで
今生では英語以外の言語にエネルギーを使う余裕はないと思っています。

それでも、つい買ってしまったのがこの本。
『絵で見るドイツ語』
いや、今更ドイツ語をやる気はないのですが
せめてちらっとでも単語が聴き取れたら嬉しいじゃないですかぁ。

まったくの初学者用の入門書ですが、
特徴は、一切日本語を使っていないことで、
これが、私が惹かれた理由です。

各ページが4等分されていて
それぞれに簡単なイラストとドイツ語の文が載っています。
たとえば1ページ目なら:
①丸と三角と線で描かれた人が、自分を指して Ich bin ein Mann.
②その男の人のことを誰かが指さして Er ist ein Mann.
③スカートをはいた人が自分を指して Ich bin eine Frau.
④その女の人のことを誰かが指さして Sie ist eine Frau.

ね~わかりますよね(^^)
絵を見て文を読んで、何が書いてあるかを想像(ゲッシング)する。
そうして少しずつ理解して
単語を増やしパターン文型を覚えるというしくみです。

考えたらこれって、私は今でもずっとやってきていることです~
外国語でコミュニケーションをとるとき
広い講演会場や録音テープだけのときはとても分かりにくくて、
実際に話している顔や姿が間近に見えたら
その雰囲気や口調から、ずいぶんたくさんの内容をゲッシングできます。

まあ、もっと耳がよければゲッシングしなくても分かるのでしょうけど。。。
そんなふうに自分の聴覚も視覚も触覚も、
もてる能力を総動員させないといけない状況では
受け身ではおれませんから、
結果、学ぶことも大きいような気がします・・・

このシリーズは各国語が出ているようで
絵で見る英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、スペイン語、などなど
CDつきのもあるようですよ。

ためしに検索しましたが、
絵で見るチベット語、
絵で見るサンスクリット語、
絵で見るラテン語、
・・・ありませんでした~(^^;)

松阪(おまけ)

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さて合宿のあと、
リーダーのI子さんのお宅におじゃまして数時間ゆったり過ごし
夕方6時前のJR特急に乗りました。
夜9時半すぎには、上本町に帰れるはずでした。

その前から雨が降っていて、少し雷も聞こえていたけれど
まあ夕立ぐらいに思っていたところ・・・

これがかなりの集中豪雨だったようでして(*_*;)
駅を出てすぐに電車はのろのろ運転、
外は滝のような雨、
あげく停まってしまいました~(-_-;)

尾鷲で動かなくなったときは、正直どないしようかと思いましたが、
尾鷲に住んでおられるアドレリアンを何人か思い浮かべ、
いざとなったらI子さんに連絡してもらって転げ込もうかと考えていました。
いや、あつかましいこと(^^;)

でも幸い、このときは1時間ほど停車して運転再開。
しかしあいかわらずの徐行運転と「安全確認のための停車」の繰り返し。
これではいつ目的地に着くやら、先が読めません。
車内販売のお弁当を食べ、持っていた本を読み、時間をつぶして過ごしましたが
けっきょく私の降りる松阪に着いたのは、夜12時前でございました(@_@)

その間に乗り継ぐ予定の近鉄特急はとっくに行ってしまったわけで、
でもまあ、切符はきちんと駅で処理してくれましたし、
松阪駅前のビジネスホテルを電車の中から予約しておきましたので
不安はなかったです。

それに窓の外の激しい風雨と
あまりにもスリリングな海岸線を見知っておれば
こんなところを無理して走ったら余計にあぶねえ~
ということぐらい誰にでも分かります。
4時間半遅れといって騒ぐ乗客はいませんでした。
車掌さんも、お弁当売りのお兄ちゃんも、みな超過勤務です。
保線の方々もたいへんだったでしょうねえ。

その先、終点の名古屋に着いたのは午前1時ぐらいでしょうか~
名古屋まで乗ったみなさんはおつかれさまです。
JRは、新幹線の切符を買っていた人のために臨時寝台特急を出すと言っていました。
その他の人には、駅の待合室と空いている寝台車をお使いください、
って言ってたけれど(^^;)・・・寝れるか?
それを考えると、私は日付の替わる頃にホテルに入れてラッキーだったですぅ。

本当に雨の多い地域なんですね。
熊野市内でも警報が出ていたそうで、もしも1日ずれていたら、
私たち、千枚田荘に閉じこめられていたかもしれません。
(それはそれで雨の棚田が美しかったカモ)

そういえばアドラーの勉強に新大阪に来た人たちが
電車が遅れて・・・と言うのを聞いたことがありました。
熊野は、遠い。
そんな遠くから、はるばるリスクをおかして
何度もアドラー心理学の勉強に通って来ておられたんだなあ!
自分がこんな経験をすると、あらためて感動してしまいました。


matusaka1.jpgさてシャワーを浴びて予定外の一泊。
雨はもう止んでいたし
せっかくだから松阪をちょっと見物して帰ろうか、と思い

フロントで市内観光マップをもらって
翌朝ぶらぶらと、楽しく散策いたしました。

matusaka5.jpg松阪は、面白い町です!
駅前から職人町通りを抜けて観音小路、
三井家発祥の地の前を通って
松阪商人の館を見学するつもりだったのですが、
残念ながら月曜日で休館でした。

松阪城跡は昔行ったので
本居宣長のお墓のある樹敬寺へお詣りしました。
大きなクスノキに
蝉がたくさんとまって鳴いていました。

そうして松阪牛弁当を買って
ようやく近鉄特急に乗り
ついに大阪の街に帰りついたのでした。
とっぴんぱらりのぷう~

熊野へ

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7月最後の週末、
熊野アドラーグループの合宿に参加してきました。

senmaida2.jpg大阪上本町から近鉄特急で1時間半、松阪へ。
JRに乗り換えて2時間弱、三重県熊野市へ。
お迎えに来てもらって車で半時間ほど
急なカーブを登り、
美しい棚田の中にある「千枚田荘」という施設に着きました。

丸山千枚田といって、
日本で最大級の棚田なのだそうです。
地元の方々の努力によって、本当に千枚以上の
機械の入らないような小さな田んぼに
あおあおあおと、稲が育っていました。

間近で田んぼを見た経験がほとんどない私は、
すっくと立った稲の足元にきれいな水が流れていることに、まず感動!
その水が段々の田んぼの中をちょろちょろと巡っているのにまた感動。
稲の先が早くも少しだけ色づいて、そこを風がわたっていくのを見て、また感動!

senmaida4.jpgこの棚田ファンのメンバーさんによれば、
春の水をはっただけの千枚田も
冬の雪におおわれた千枚田も美しいが、
刈り入れ直後の、切り株だけの千枚田も
なかなか美しいものだとか。

ああ、日本の風景です~

前の週に見た鳥取近辺の稲に比べ
南国のこちらは、やはり育ちが早いように感じました。
北国では畦道の雑草と稲とがほとんど同じ緑色で
遠目には区別がつかなかったけれど
こちらでは、稲が少しだけ黄色がかった緑色で
畦との境目がはっきりと分かるのです。
稲を育てているお百姓さんたちは、
きっと田んぼの色を見ただけで、
稲の育ちがわかるんだろうなと思いました。

泊まったのは10人で、こぢんまりしている上に
ワークをするのも寝るのも、みんな大広間でいっしょです。
私としては久しぶりの女子会で、おもしろかったです。
お食事も簡素ながら心づくしで
あまごのお鍋、鯛の炊き込みご飯、それに天然鮎の南蛮漬け!(^O^)
とってもおいしゅうございました。

で、えーとお勉強もしました。
熊野のリーダーさんは、しっかりプリントを刷って準備してこられて
1日目の午後は、家族布置の聴き取り練習
お風呂と夕食のあとは、早期回想と現在の問題をつなげる練習、
翌日の朝は桃太郎ワークで代替案探し、と
計画的に進めてくださいました。

熊野には学校関係のメンバーさんが多いので、
アドラー心理学をどう使うかという目標が一致しているのかもしれません。
だから情報をどんどん共有して
いろんなワークを積極的に取り入れておられるようでした。
またメンバーさん同士が、みなご町内、という感じで
濃く、密に、いっしょに、学びを深めておられました。

ひるがえって自分のところを考えてみると、
比較的メンバーの変動が激しいし
フルタイムで働く方は来られないし
消費者もおれば、供給者をめざす方もおられ、
加えて私は、わりとアドラー原理主義だったりする。。。

なので、こんなふうにがんがんシェアリングしていくのは
むずかしいかもしれないなぁと思ったりしました。

それにしても、他のグループに寄せていただくのは楽しいです。
みんなで1日アドラー三昧、というのもいいですね。
うちも何か考えようかなぁ~と、
少し積極的になったのでした(^^)

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