卒展

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sotsuten.jpg明日は神戸で野田先生の講演会。
主催の代表であるわりにのんびりと
今日は、息子の卒業制作展(卒展)に行ってきました。

教員養成学科の美術専攻4回生23人が
それぞれの思いをこらした作品を
大阪港・海岸通りのCASOというギャラリーで展示していました。

絵画
デザイン
陶芸
教材研究などなど
力作ぞろいです。

息子は、いつものように映像作品で
わりと大きな部屋をひとつ使わせてもらっていました。

タイトルは、「早期回想#2」
なんでやねん(爆)
君は言葉の意味をわかって使っているのかね・・・と
つっこみたいところでしたが

現れたり、消えたり、繋がったり、ぼやけたりする「思い出」のイメージを時間軸にのせることで「思い出す」感覚を表現しました

なのだそうです。

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天井から
1m四方はありそうな大きな立方体をぶら下げています。
立方体の1面は障子紙、5面はハーフミラーから出来ています。

それに向かって、映写機からある光を照射して
3分ほどの作品に仕上げていました。

障子紙を通したやわらかい光が
次々とトーンを変えて
癒し系の電子音楽が流れていて
とても幻想的~

まるで宙に浮いている氷か
水の塊のように見えました。

もとは、神戸の夜の町を歩き回って写した映像なのだそうです。
夜の灯りを処理してぼかして残し、
その上に、水に絵の具を落として広がるさまを映したものを重ねて、
それに合わせて音楽を作って
ハーフミラーを貼り合わせて立体を作って
搬入して、天井から透明テグスで吊る。

材料費にめちゃお金かかった~と泣いていました。

技術的なことはよく分かりませんが、
すべての作業を自分の力でやっているのだなあとびっくりしてしまいました。
美術系だと当然なんでしょうか。
sotsuten2.jpg
聴かなきゃ分からないことでしたけど
抽象的なこの作品の材料は、
息子の育った神戸の町
そこに広がる思い出
なんですね。

だから「早期回想」だったんだと分かりました。
そして水に広がる色絵の具とか、音楽とか
彼にしかできないこと、
彼にしか分からない思いを
すべて詰め込んだ集大成なんだなあと感じました。

そういう意味では、どの学生の作品も
今までの人生の集大成なのでしょう。
私には息子のことしか分からないですけれど、
きっとそれぞれの親が来て見れば、
私と同じように、じ~んとしてしまうのではないかしら。

他に、学祭のときに、
すごくいいセンスをもっているなと思って見ていた女の子の作品が、
やっぱりとても完成度が高くて好もしく感じました。
聞くと、イタリアに留学することが決まっているのだそうです。
羽ばたいていく子もいるんですね!がんばれ~

自分の能力を使って
人の心をあったかくしようと願っている子の作品は
とても素敵です。

いいものをたくさん見せてもらいました。
ほっこり。

あ!息子の写真撮るの忘れた(-_-;)

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このブログ記事について

このページは、ayakoが2012年3月 2日 23:48に書いたブログ記事です。

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