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こうすけと会話

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ninjin6.jpg3月9日から13日まで、鳥取に行っていました。
4泊5日、娘の家にお泊まりする最長記録でした。
まだまだ寒くて
朝起きたら雪が積もっていたりして(*_*)
やっぱり北国なのでした。

1歳4ヶ月になったこうすけと、思う存分遊んできました。
なにがおもしろいといって、
わずかなボキャブラリーを駆使するこうすけと
コミュニケーションをとっていく醍醐味が(笑)
まだ一語文ですが
おもしろいんですよ~

言葉がまだまだ未分化なので
大人にとってはひとつの単語でも
こうすけにとっては、いろんな意味がついているみたいです。

あるいは、大人には同じに聞こえるけれど
こうすけにしたら、ちゃんと区別して言っているのかもしれません。

言葉を発しながら大人の反応を見て
これでいいのかな?合っているのかな?って
たしかめながら学んでいるような気もします。

そして一緒に過ごすうちに
ひとつの単語でも言い方によって
要求とか確認とか、いろんな意味がこもっているのだなと
なんとなく想像できるようになってきました。

ninjin3.jpgこの発達の時期のこうすけに
しばしお付き合いできたのは
とっても幸せだったなって思います。


たとえば、「にんじん」という単語・・・
こうすけにとって、かなりスペシャルな単語です。

農学者の息子であるこうすけは
3食お米をたっぷり食べる日本男児です。
まだあまりお肉は食べていなくて野菜中心なのだけど
特に人参がお気に入りです。
そして・・・なんとおいしいものは全てが「にんじん」なのです。

こ「まんま!まんま!」(=おなかすいた、すいた)
娘「まんまできたよ~食べようね」
こ「にんじん?」(=にんじんあるの?)
娘「にんじん、どうぞ」
こ「にんじん?にんじん?にんじん?にんじん?」(=ちょうだい、ちょうだい)
娘「はいどうぞ」
こ「にんじん!にんじん!」(=おいしい、おいしい)
・・・もぐもぐもぐ・・・
こ「にんじん?にんじん?」(=ちょうだい、ちょうだい)

かっこ内は私ども(娘と私)が類推したこうすけの思考です。
微妙な違いがお分かりいただけるでしょうか?(笑)

ninjin7.jpgしかも、赤いものも全て「にんじん」と呼んでいます。
赤いクレヨンを指して「にんじん?」(=これ、にんじんだよね)
私「クレヨンよ」
こ「にんじん?」(=にんじんでしょ?)
私「ううん、クレヨン。赤いクレヨンね」
こ「にんじん?」(=え、にんじんじゃないの?)
私「クレヨン」
こ「にんじん?」(=にんじんでしょ?)
私「クレヨン」
・・・・・・・

ごはんのときの断定口調の「にんじん!」あるいは
次のひとさじを要求する「にんじん?」ではなくて
「にんじん?」と問いかけている感じがあったので
妄想かもしれませんが(^^;)
問いへの答えとして「クレヨンよ」を繰り返しました。
延々と(笑)

ninjin5.jpg「どうじょ」も重要語彙で、どうやら
Please do it とか Please do it again の意味をもつようです。
もっとごはんを欲しいとき「どうじょ」
絵本をもう一度読んでほしいとき「どうじょ」
歌を歌ってあげたり
ちょっと目新しい遊びをしたら
期待に満ちた目で
「どうじょ!」「どうじょ!」「どうじょ!」と繰り返すので
あまりにもかわいくって、何度でもやってあげます(^_^;)

あるいは、こういうのもあります。
こうすけは少し湿疹が出ているので
いつもお風呂上がりに薬を塗ることになっています。
薬を塗ることを「ぬりぬり」と娘が言うので真似して、
でもうまく言えなくて、なぜか「にぇんの」という発音になります。

お風呂上がりのこうすけの体を私が拭いてあげていると
ベビー箪笥の上に置いてある薬を指さして
「にぇんの」「にぇんの」(=にぇんの、あそこにあるよ)と教えてくれます。

「わかった、ぬりぬりしようね~」と薬を手に取ると、
自分のひじの内側をさわって「にぇんの」(=ここにぬって)
足首の赤くなっているところを指して「にぇんの」(=ここにもぬって)
と、いちいち教えてくれます。

たまたま私の腕にも少し赤くなっているところがあって
それを見たこうすけ、大発見に驚いて
「にぇんの!」(にぇんのだー!)
(^_^)


お母さんのことは「たーたん」
お父さんのことは「とーと」
お母さんのお友達のことは「ねーね」
(みんなまだ20台ですからね)

私は、ふつうに「ばーば」になってしまいました。

「ねーね」と呼ばせてやろうかとも思ったのですが
娘に「ややこしくなるからやめて!」と止められました。
くっ(-ε-)残念。

「じーじ」は、おじいちゃんのことだけでなく、
ややこしいことに、どうやら he と it の両方を指すようです。
絵本に出てくる人間はみな「じーじ」、
ライオンやゾウなんかも「じーじ」です。
お散歩に出たときにすれちがうお兄さんもおじさんについても
みな「じーじ!」「じーじ!」と指さすので
そのたび娘は小声で
「ちがうよ、じーじじゃないよ」と教えているのだそうです(^^;)

ninjin9.jpg私のパソコンのデスクトップには、ダライラマ法王のお写真を入れています。
それをひと目見たこうすけ、「じーじ!」
そ、そんな親しげに・・・
確かにじーじですが。

いっしょにいる数日のうちにも
日に日に出来ることが増えて、新しい言葉を覚えていきました。
ものすごい速度で成長しているんですね。

ブロックは凹凸がうまく合えば、
力任せでひっつけることができますが
積み木は
そっと上に置いて、そっと手を離さなければ積めません。

私の目の前で初めて上手に積み木を積めたとき
こうすけは「ひーっついた!」と
ブロックをひっつけた時と同じように叫びました。

私の方は「できたね~!」と喜びました。
そのうちにこうすけもうれしそうに
「でった!」と繰り返すようになりました。
一つ積むたびに「できた、できた」と手を叩くと
「でった、でった」とぱちぱちして喜びました。

いっしょに喜んでいる感じがすご~くしました(^o^)
言葉を共有するってスゴイことですね。

「じょうず~!」と言うと
「じょーず!じょーず!」も言うようになりました。
うまく積めるたびに「でった!じょーず!」と手を叩きます。

あるいは、飛行機のおもちゃを「びゅぅ~ん」と
こうすけの頭の上で飛ばしたら、すぐに覚えて、
私がいなくてもひとりで精一杯背伸びしているので
何をしているのかと思ったら(^^)
「びゅ~」と言いながらおもちゃを高くかかげていました。
(飛行機だけじゃなく、車も上げていましたが・・・)

ninjin2.jpgおもちゃのピアノを弾いてあげると
駆け寄って鍵盤をばんばん叩きます。
一瞬、こうすけと連弾をしているみたいで
これまたしあわせ(^o^)

自分の子育てのときも、同じように遊んでいたと思うのですけど
やっぱり余裕がなかったのでしょうか
今ほど、無条件に楽しんでいなかった気がします~。

現役母親時代、私はわりと新生児フェチで
くた~っとたよりない新生児期をこよなく愛していたのですが

ただただ遊んでおればよいおばあちゃんという特権を享受している今(笑)
反応があって意思疎通できる方が断然おもしろいなあ~と感じます。

ただ、今回は寒かったので、
こうすけがおもちゃや絵本をどんどんこっちに運んで来てくれて
私の方は、ホットカーペットから一歩も出ずに遊べたのでした。
春になって
彼が外を走り回るようになったら、ついていけないかもしれませんね~

ninjin10.jpg

卒展

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sotsuten.jpg明日は神戸で野田先生の講演会。
主催の代表であるわりにのんびりと
今日は、息子の卒業制作展(卒展)に行ってきました。

教員養成学科の美術専攻4回生23人が
それぞれの思いをこらした作品を
大阪港・海岸通りのCASOというギャラリーで展示していました。

絵画
デザイン
陶芸
教材研究などなど
力作ぞろいです。

息子は、いつものように映像作品で
わりと大きな部屋をひとつ使わせてもらっていました。

タイトルは、「早期回想#2」
なんでやねん(爆)
君は言葉の意味をわかって使っているのかね・・・と
つっこみたいところでしたが

現れたり、消えたり、繋がったり、ぼやけたりする「思い出」のイメージを時間軸にのせることで「思い出す」感覚を表現しました

なのだそうです。

sotsuten3.jpg

天井から
1m四方はありそうな大きな立方体をぶら下げています。
立方体の1面は障子紙、5面はハーフミラーから出来ています。

それに向かって、映写機からある光を照射して
3分ほどの作品に仕上げていました。

障子紙を通したやわらかい光が
次々とトーンを変えて
癒し系の電子音楽が流れていて
とても幻想的~

まるで宙に浮いている氷か
水の塊のように見えました。

もとは、神戸の夜の町を歩き回って写した映像なのだそうです。
夜の灯りを処理してぼかして残し、
その上に、水に絵の具を落として広がるさまを映したものを重ねて、
それに合わせて音楽を作って
ハーフミラーを貼り合わせて立体を作って
搬入して、天井から透明テグスで吊る。

材料費にめちゃお金かかった~と泣いていました。

技術的なことはよく分かりませんが、
すべての作業を自分の力でやっているのだなあとびっくりしてしまいました。
美術系だと当然なんでしょうか。
sotsuten2.jpg
聴かなきゃ分からないことでしたけど
抽象的なこの作品の材料は、
息子の育った神戸の町
そこに広がる思い出
なんですね。

だから「早期回想」だったんだと分かりました。
そして水に広がる色絵の具とか、音楽とか
彼にしかできないこと、
彼にしか分からない思いを
すべて詰め込んだ集大成なんだなあと感じました。

そういう意味では、どの学生の作品も
今までの人生の集大成なのでしょう。
私には息子のことしか分からないですけれど、
きっとそれぞれの親が来て見れば、
私と同じように、じ~んとしてしまうのではないかしら。

他に、学祭のときに、
すごくいいセンスをもっているなと思って見ていた女の子の作品が、
やっぱりとても完成度が高くて好もしく感じました。
聞くと、イタリアに留学することが決まっているのだそうです。
羽ばたいていく子もいるんですね!がんばれ~

自分の能力を使って
人の心をあったかくしようと願っている子の作品は
とても素敵です。

いいものをたくさん見せてもらいました。
ほっこり。

あ!息子の写真撮るの忘れた(-_-;)

sotsuten5.jpg

こうすけがやって来た!

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お正月の4日から
娘がこうすけとともにやって来ました。

夕方に来る予定だったのが
その夜から鳥取の雪がひどくなりそうだったので
車で帰宅する旦那さんの安全を考えて
早々とお昼すぎにやって来ました。

前夜3日から神戸のポートピアホテルに泊まっていて
朝の豪華バイキングを楽しんでいたら、予定変更の連絡。
三宮でバーゲンをあさるつもりだったのですけど
急いで大阪に帰るはめになりました。

こうすけ、なんせ1歳2ヶ月。
興味をもったら、何にでも手を伸ばすお年頃です。

昼前に帰宅して、大慌てで
まずは観葉植物の鉢を全部、ベランダに出しました。
寒さにやられるといけないので、
透明のビニール袋をゆったりとかぶせて
即席の温室にしました。

それから本棚の本をぎっちぎちに詰めて、
ちょっとやそっとでは抜き取れないようにしました。
ところどころ手前に、
さわってもよい本を、おとりとして配置しました。

ガスファンヒータは、ぜったいに触ると思うので
ガスの元栓を閉めて
電気のコンセントも抜いておきました。
これで、スイッチを触られても安全です。
彼らの滞在中は、エアコンだけで暖をとることにします。


孫は、来てうれしい
帰ってうれしい
って聞いたことがありますが

いや、ほんと(^_^;)
この年齢の子どもは、ギャングですw


やってきたこうすけは、
もう人見知りなんて悠長なことはしていません。
早速、ガスファンヒータに突進して
ボタンを何度も何度も何度も何度も押して遊びます。

ここまではおりこみ済み。

しかし次は本棚には行かず、その横のテレビ台の
DVDプレーヤ、ビデオデッキ、テレビモニタに突進しました。
スイッチを押すたびに ON/OFF とか No Disc とか、いろいろ文字が出るので
おもしろくて仕方がないみたいです。

oshogatsu2.jpgまあ、これもよいでしょう。
ほとんど使っていないし。

ミニコンポのダイヤルをぐるぐる回すのも
まあよしとしましょう。

しかし、FAXのボタンをばんばんさわり始めた時には、
これは商売道具なので、
止めざるをえません。

この一角に、
カバンや椅子をど~んと置いて
なんとか阻止したのですが・・・
無理して入り込もうとするこうすけ。。。

夢中で何かを研究(?)しているときのこうすけは
目がいってしまっています(笑)

oshogatsu1.jpgそれに、何か悪いことをするときは
悪いことと知っていながらするよ、
みたいなお顔をするので
この状態を、私たちは
「ブラックこうすけ」と呼んでいます。

ガスレンジのスイッチは
私の家のは押すだけのタイプなので、
とても簡単に火がついてしまいます。
ここに手が届くとは予想していませんでした~
ロックもできますが、ロックボタンはスイッチよりも下。
ブラックこうすけなら簡単にロックも解除してしまいます。

レンジを触ることを覚えられてはかなわないので
このときばかりは、娘が本気でこうすけを叱ります。
「それはダメです!こうすけ、わかりましたか?」
何度言っても、

ブラックこうすけ、
隙を見てはレンジの方へたたたっと走ります(このときの速さは格別!)
娘はそのたびに抱き上げてレンジから引き離し、
「ダメって言ったでしょ!わかった?ちゃんとおかあさんの目を見なさい!」
って怖い声で言うんだけど、

ブラックこうすけ、ふふ~ん、と目を逸らします。
うぅむぅ。なかなかやるな。。。


oshogatsu3.jpg台所の隅に置いていた未開封のペットボトル。
個包装のお餅。生サツマイモ。
みんな、ブラックこうすけのおもちゃになりました。

どうしても困る時は、
台所との間の仕切り戸を閉めましたけど、
うちのような狭いマンションでは
台所と食べるところが一体なので、
私たちが交替で食事をしている間も
こうすけはあっちこっちに手を伸ばすわ、
抱っこして止めると下ろせ下ろせと暴れるわで、
まぁ~ほとんど食べた気がしませんでした。

しかし娘はいつも自宅で、昼間ひとりでこの子を見ているわけで
片手で抱っこしながらの食事なんてざらにあることみたいです。
この時期ってそんなもんだったかなあ。
子育てって、ホント、若い間でないと出来ませんねえ。

それともこの子が特別にエネルギッシュなのかしらん。
あっちをさわっていたかと思うと今度はこっちをさわり、
あれも気になる、これも気になる、
どうしよう、何しよう、と興奮しっぱなし。
よその家に来てるんだから仕方がないし、
好奇心旺盛なのは、彼の能力ではありますね。


こんなこうすけと3泊4日過ごしました。

そして7日の午前、娘と二人、荷物を持ってこうすけを抱いて
神戸の私の両親(祖父母)の家へお年始に行きまして
娘とこうすけはそこから元夫(父親)の家に。

私は大阪にとって返して、クリニックの事例検討会。
その後、翌日からのパセージプラスのテキスト印刷の作業。

あまりの忙しさに私は、パセージプラス2日目午後になって、
突然ダウンしてしまったのでした(>_<)
おかげさまで、現在、休養中にて、ブログを書いております(^^;)

パセージプラスは(1時間半ほど抜けたけど)と~っても面白かったですよ!
その報告は、また次回にいたしましょう。

oshogatsu4.jpg

息子のテリトリー

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今うちに滞在中の息子の大学、
11月初めの学祭の期間中、
美術棟でいろんな作品を展示するということなので、見にいきました。
息子の生活圏に初めて侵入です(^^)

娘の大学は県外だったので入学試験のときについて行きましたが
息子の受験では何も手伝いませんでしたので、
どんな場所なのか全く知りませんでした。

daikyo2.jpg上本町から近鉄に乗り
大学の駅に降りてびっくりしました。
ごみごみした街を出て半時間ほどの距離なのに
目の前に山があり
川が流れている
なんとのどかなところでしょう!

駅から大学まで
エスカレータが設置されているという
驚くべき噂をかねてより聞いていましたけれど
そのエスカレータに乗るまでに、
だらだらした上り坂を10分ほども歩かねばなりませんでした。
遠っ!

そのエスカレータは、学生が追い越しできないように1人分の幅しかありません。
なので余計に長く感じられるのですが、それが3基も続きます。
歩いて登ろうと思ったら、これは心臓破りどころではありませんね。
駅から見えていた急な山のてっぺんまで上ると、ようやく大学の正門に着きました。

こんなに遠くまで神戸から、息子は3年半よくまあ通ったものだと思いました。

大学は「金剛生駒紀泉国定公園」内に位置しており
山に囲まれ、空気がひんやりと澄んでいます。
そのキャンパスのいちばん奥の芸術棟が
息子たちの「国立F棟美術館」でした。

息子は5分ほどの映像、なんだか抽象的な色と光と音のコラボ・・・
みたいなものを上映していました(うまく説明できない^^;)。
他には、大きな油絵、水彩、アクリル、
似顔絵、イラスト、版画、切り絵、などなど
いろんな学生さんのさまざまな作品が展示されていて楽しめました。

同期の友だちや後輩の女の子たち、映画研究部の友だちなど、
いろんな人に「実の母です」(笑)と紹介してもらいました。


daikyo.jpg大学からの帰り、
隣り駅の息子の下宿にも案内してもらいました。
「遠いで。汚いで」と少なからず抵抗されましたけど
ここまで来て、いま立ち寄っておかなければ、
今度いつ連れていってもらえるか分かりません!
「いいからいいから」と粘って、訪問させていただくことになりました(^_^)

こちらの駅は少しだけ開けていて
駅前にスーパーもあるしマクドもありますが、
そこからまだ15分以上
また坂道を上らねばならないとは
私は知りませんでした・・・(^_^;)

大きな一戸建ての並ぶ住宅街の突き当たり近くに
息子のアパートはありました。
2階ですが、かなり急な坂を上ってきたので、
チラチラと明かりのつき始めたこの時刻、思いがけず遠くまで見渡すことができました。
東と南に窓のある、とても眺めの良い部屋でした。

中には、前に住んでいた先輩が置いていってくれた
ベッド、机、冷蔵庫、炊飯器などの基本セットに加えて
私のあげた古いテレビ、
アドラー心理学会から頂戴した不用品の電子レンジ(^^)
荒ゴミ置き場で拾ってきたソファ
友だちからもらったアジアン雑貨
実家から連れてきた金魚(!)
などがわりと整然と
居心地よく配置されていました。

おもしろかったのは、
私の家のアヤシイ系の祭壇を、いつもうさん臭そうに眺めているくせに、
彼の下宿には、インドの長~いお線香が
各種とり揃えてあったことです(^o^)


あと2年、彼はここに住むことになります。
その後は兵庫県下のどこかに移り住むことになるでしょう。
いずれにせよ、もはや実家には戻らず、
ひとり暮らしを続けるのではないかと思われます。

大学にすっかり馴染んでいろんなことをやったり
下宿やバイトを紹介してもらったり逆に世話したり、
けっこうきちんと暮らしていたり、そんな様子を見て、
ホントに大人になったなぁと思いました。


小学校での教育実習は明日で終わりです。
今回は去年のような悲壮感はないようで、
突然晩ご飯いらないって言うこともないし
去年のような無断外泊も全くありません。

また去年は
遅くなるときにはよく「先に食べててください」とメールがきましたが
今年は、最初の日に一度言ってきただけで、あとは言ってこなくなりました。
たぶん、どんなに遅くなっても
私は息子といっしょに食事したいのだ
ということをわかってくれたのでしょう。
わかった上で、息子もその時間を大切にしてくれているように感じます。

ひとり暮らしを始めて彼もずいぶん大人になったようだけど、

私もまた、彼のペースを見守るとか必要以上に詮索しないとか
ようやく大人同士のつきあいができるようになってきたのではないかと思います。
息子と私との関係が、去年よりもほんの少し、成熟したような気がするのです。


高野山で、よい数珠をたくさん売っていましたので
ひとつ選んでおみやげに買ってあげました。
大学を卒業したら、大人としてきっと必要になる持ち物です。
これからの人生で、長く大事に使ってほしいと思います。

息子がやってきた!

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今年もまた教育実習のため、息子がうちにやってきました。
去年(3回生)は中学校で1ヶ月間、
まだまだ暑~い、暑すぎる9月のことでした。
とちゅうで切迫早産の娘が転がり込んできましたし
9月末日にはイヴォンヌ先生がご夫婦で来日されましたし
なんともてんやわんやの日々でした。

今年は、小学校で2週間の実習です。
お弁当も作らないでよくて、去年に比べたら私はずいぶん楽ちんです。

とはいっても

あいかわらず何かとヤキモキさせてくれます、
子どもというものは。

明日から実習という前夜の9時ごろ、
もうじきやって来るかな?と食事の支度をしていると、彼から電話が。
「あ、お母さん。ごめんまだ下宿やねん。ごはん先に食べてて」
「・・・それはいいけど」
「あのさあ、エプロンってある?」
「エプロン?下半分だけのならあるよ」
「給食やからエプロンがいるねん。今からどこか売ってるとこあるかな」
「!もう9時だよねえ。どうやろう。100均とか開いてたらあるかなあ」
「どうしよう、困ったな」
「困ったね。ごめん、うちにはないわ」
「わかった」

10時前に、「エプロン先輩から借りました!今から行きます」とメールがあり
(ふう、よかった)
そして11時前から、ふたりで遅い夕食をとりました。
息子はごはんを3杯、食べました。
「今からまだ、ようけ(=たくさん)することあるねん」と言いながら
しっかりデザートも食べ、いろいろおしゃべりもしてくれて、
わりと余裕の雰囲気。大丈夫なのかな。。。

「あ、この家に2穴パンチなかったかな」
「あら、ないよ」
「どっかに売ってるかな」
「さあ、コンビニに売ってるかなあ」

私は1時半ごろ布団に入りました。
息子はこの夜中に、パンチを求めていったん外出しましたが
しばらくして、なかったと言って帰ってきました。
「どうしようかなぁ」
「明日学校に行ったらあるんじゃないの?」
「それが朝一で提出やねん」
「じゃあ鉛筆で穴あけるとか・・・」
「そうするわ。めんどうやな」
しかしパンチを求めて15分も外をさまようぐらいなら
このさいなんとかして穴を開けて形を整えることぐらい、
ずっと短時間で済むのではないかと私は思います。。。

3時ごろにふと目を覚ますと、となりの部屋で
まだ息子はカリカリカリと鉛筆を走らせていました。
ときどきボリボリボリと、何やら食べる音もします。
こ、この真夜中にお菓子・・・

そぉ~っとのぞきに行きました。

oyatsu.jpeg「ん?」(音楽を聴いている)
「なに食べてるのかなと思って」
(コンビニで買ったクッキーの袋)
「まだやることあるの?」
「もう少し。いま休憩中。あとこの下書きしたのを清書したら終わり」

へえそうなんだ。
なんか、焦りというものがないな。
ひょっとしたらこれは、彼のストレンクスかもしれない
と思い当たりました。

「朝は、コーヒー?」
「コーヒー♪」
「他に、卵とかハムも食べれる?」
「食べる♪」
(信じられん・・・)


私はいつも、ちゃちゃっと仕事を仕上げたいし
夜は一刻も早く片付けて寝たいし
直前になって足りないものが見つかったりしたら
容易にマイナス感情が出て劣等の位置に落ちる人です。

でもこの人は、全然そんなふうに見えない。
早くしなくちゃとか、ちゃんと寝なくちゃとか、全く思ってないみたいで
まあこれは若くて体力があるからかもしれませんが

なんだか、できるだけきれいに穴をあけて綴じたいみたい。
提出するものはまず鉛筆で下書きして、それから清書するのが習慣みたい。
時間に追われても、すごくていねいに仕上げようとしているし、
しかも途中に休憩まで入れている!

この余裕!マイペースというか
手間を厭わないというか
根気がよいというか。。。

そういえば高校の頃、パソコンで絵を描くのを見ていたら
ほんとうに細か~い作業を楽しそうに延々とやっていました。
今は大学のクラブで映画制作をしていますが、あれも根気の要る作業ですね。

姉のほうは小さいときから口も達者で目立っていましたが
この弟のほうはいつも、よく出来る子のお友だち、というポジションでした。
でも考えたら、浪人せずに大学に入って、
教員採用試験も一発合格、院に進学、と
すべて姉の果たさなかったことを実現しています。

ついつい私は、前もって用意しておけばいいのにとか
どうして直前まで、こんなに仕事を残しているんだろうとか
早く寝ないと明日に差しさわるんじゃないかとか
自分の基準でマイナス面ばかりを見てしまいますが、

あせらず、あきらめず、継続することのできる彼の能力。
今までもこれからも、ずっと彼を助けてくれるにちがいありません。

明日、パンチを買っといてあげよう(^^)


彼はいつ寝たのでしょう。
シャワーも浴びて、たぶん4時頃だったんじゃないでしょうか。
5時半に起床して、大荷物をかかえて登校して行きました。

ちなみに、朝、彼は
コーヒーと食パン1枚と卵1個とソーセージ2本とりんごを半分
食べました。
はらぺこあおむしみたいです。

こうすけとの休日

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20110508.jpg今年のゴールデンウィーク、
前半はかささぎ座でえらいハードでしたが

後半の5月5日からは娘が孫のこうすけを連れて
私の家に10日間滞在してくれました。

こうすけは6ヶ月!
半年前に比べると
なんて大きくなったんでしょう~
いろんな声を出し、いろんな表情をして
ますますかわいくなりました♪♪

むちむちです。
母乳が足りているのでしょうね、
朝は特に、いつでもとってもご機嫌です。

目覚めてふとこうすけの布団を見ると
こうすけは目をぱっちり開いていて、目が合います。
にっこり笑って、喉の奥でぎぃ・・・とネコみたいな声を出します。
こちらも真似して返事をすると
だんだん、えい、とか、へい、とか誘うような声を出してきます。
そうやってしばらく、へい、へい、と会話します。

なんてしあわせな時間なんでしょう~
仕事に行かなくていい日は、
こんなこうすけとの休日を満喫することができました♪

20110514-3.jpgまだはいはいは出来ませんが、
知らぬ間に寝返って布団から下りて
(落ちて?)
ぐるぐる回ってしまったり、後退したり。
動いたあとは
たたみがよだれで濡れていたり
(なめくじか~(^^))
行きたいところに行けず、
そのうち疲れてきて、怒ったりぐずったり。

大人が別の部屋で食事をしていると
甘えた声を出して私たちを呼びます。
最初は、顔を見せるだけで
手足をばたつかせて喜んでいたのに
そのうち、
そばに来て遊んでよぉってむずかって
そばに行ったら今度は抱っこして~って、
期待に満ちた顔で両手を広げて誘います。
その次には、抱っこだけじゃだめ、立って歩いてよぉって怒ります。

ぜんぜん怖くないんだけど(笑)

慣れた相手には甘えて、きーきー、なにやら要求します。
ですが、いかんせん彼が何を要求しているのか
分かるときもあるし分からないときもあるんですよね。
歌を歌ってあげればだいたいはご機嫌よくなるんですけど
そうでないこともあるし
言葉のないこうすけくんの頭の中は、あまりよく分かりませ~ん。

ともかくこうすけの一挙一動、
娘といっしょに心からたのしみました♪

布おむつの洗濯や
おそるべき食欲の娘の毎食の支度はちょっと大変でしたけど
やっぱり誰かの世話をして暮らすのはうれしいものです。

家でするお仕事がちっとも進まないから
ず~っとじゃ困りますけどね。
いや、言い訳にして、しないことに決めていたかな(^_^;)

20110514-2.jpg

『中心のある家』

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昨年娘たちが越した家には書庫があり、
そこには古本屋さんが開けるぐらいの量の本があります。
彼らには、本を売るとか譲るとか捨てるとかする習慣がないみたいので
どんどん本が増えていきます。

それとは別に、居住空間である居間や食堂にも、本があふれています。
新しく買った本、現在読書中の本、久しぶりに書庫から出してきた本・・・
私は彼らの家に行くと
よこ積みされているそれらの本をチェックするのが楽しみです。

去年の夏に行ったときは『ゲド戦記』が積んであって、
ずいぶん楽しませてもらいました。
今年の1月には福岡伸一さんの本がたくさんあって、かなりそそられたのですが、
残念ながら読むヒマがありませんでした。

さて今回の収穫は・・・!
なんといっても
建築家・安部勤さんの『中心のある家』でした。

「中心のある家」は、35年も前に安部勤さんの建てた自邸です。
外観、見取り図、多方向からのイラスト、
全ページにある詳細な挿絵には、
彩色がまったくほどこされていません。
読者が自分のイメージで色を塗っていくように、という、
そうです、これは塗り絵になった絵本なのです!
まず、このコンセプトがおもしろい。

abetsutomu.jpgそしてこの家が、またすてきなのです。
玄関のアプローチには、ケヤキの木。
バリ島の木の扉。
コンクリート打ちっ放しの壁と、
対照的にぬくもりのある、木の床、木の縁側。
家の内にも外にも、あふれんばかりの植物。
居心地よさそうな仕事場、台所。
ハンモックやデイベッド。


彩色されていない挿絵でも、
いえ、彩色されていないからこそ、
組み立てられた空間の美しさがよく伝わってきて、
本当にいい家ね!と、夢中になってしまいました。

この絵のここに見えている壁は、どの部屋かしら?とか
この部屋の窓から見えている庭は、どちら向きかしら?とか
何度も何度も見取り図のページに戻りながら
ためつすがめつ、挿絵を眺めてため息をついていると

お婿さんが、「どうですか?その本。これは見られましたか?」と
この家の実物写真の載った雑誌を出してきてくれました。
カラー写真を見ると、想像した通りの空間配置でしたが、
想像を超えて、もっとずっとお金のかかっていることがわかりました(^^)

お婿さんも、『中心のある家』は大のお気に入りだったみたいです。

彼とおしゃべりしながら、あとがきまで読みすすんで、ふと気がつきました。
「あら、著者がこの本を書いたのは、奥さんが亡くなられてからなのですね」
「ええ。前のページに、ひとつ写真があったでしょう」

そう、それは気がついていました。
中心にある居間から東方向を眺めた絵。
ピアノの上に、いろんな置物といっしょに並んでいる、ひとつの写真立て。

すべて細密なイラストで埋められているこの本の中、
その小さな写真立てにだけ、ほんものの写真が印刷してあったのです。
1cmにも満たない小さな小さな白黒写真に写っていたのは
ショートカットの女の人と小さな赤ん坊のようでした。

かつて奥さんと小さな息子さんと、3人で暮らし始めた家。
月日が流れ、息子は成長し妻は先立ち、
建築家は、今ひとりで同じこの家に暮らしています。

建築家はあふれる思いをこめて
この1枚の写真に家族の歴史を語らせたのだなぁと感じました。

そしてそれ以上に私をあたたかい気持ちで満たしてくれたのは、

娘の旦那さんも、こういう小さな手がかりを敏感にキャッチして
人間を観察したり理解したりする人なんだなあ~
と気づいたことでした。
また、ほんの短い会話の中で、私たちがそれをお互いに了解できたことでした。


reading.jpgさて翌日は、書庫で
『ルイス・バラガンの家』という写真集を見つけました。
これもまた、メキシコの建築家ルイス・バラガンの自邸です。
お金かけまくり技巧こらしまくりのお屋敷ですが
なかなかに美しい本でした。
娘がお婿さんの誕生日にプレゼントした本なんですって。

もったいないほどのお婿さんだと私は思うので
仲良く尊敬しあって暮らしてくれているようで
とてもうれしいです。

ラブラブ

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日曜の夜から、鳥取の娘の家に行っていました。
ほんとうはお手伝いのつもりだったのですけど、
地震の影響でお婿さんの学会出張がなくなりまして
すっかりお客さんさせてもらいました。

こうすけは、もう5ヶ月になりました。
もうちょっとで寝返りをうちそうです。
いないいないばぁをしてやると、声をたてて笑います。

5ヶ月にしては大きくて
おむつ替えのときに向きを変えると
ベッドの横幅ぎりぎりいっぱいの身長になっていることがわかります。
木の柵を足でぼんぼん蹴って喜びます。

bebycar.jpg今回は鳥取も昼間は暖かくて
ベビーカーでゆっくりお散歩に出ることもできました。
少し遠出してお城跡の久松公園あたり。
それから川沿いの桜並木。

ベビーカーに寝たまま移動するこうすけには
青空と、その下に広がる
桜の木の枝とが見えるのでしょう。
桜のつぼみはまだ少し固いけれど、
みんなほんのりと色づいて、
開花の準備をしているのがわかります。
吹く風にのって
どこかから沈丁花が香ってきます。

こうすけは少しだけ人見知りが始まっているようで
最初、とても緊張されてしまったのですが、
2泊もすると、すっかり仲良しのラブラブになりました。

帰る前は、長いことお互いに見つめ合って
テレパシーでお話ししました(ほんまか?)
じゅうぶんにお別れをすると、
こうすけ、にわかに両手の指の観察を始め
そのまま指しゃぶりに熱中するのでした。

この次会うときは、また私のこと忘れているんだろうなぁ。。。
5月連休には帰ってくるという話です。
またいっぱい遊ぼうね~

bed.jpg

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